自然とアートにふれる
An Experiment of Creativity


5 自然とアートにふれる An Experiment of Creativity
①観音堂 ②二龍喉花園 ③孫文記念館 ④ロウリムイオック庭園 ⑤塔石藝文館 ⑥塔石広場 ⑦聖ラザロ教会
【所要時間:約2時間30分】
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左:清朝とアメリカの両国代表が協議をしたという丸石のテーブル(レプリカ)、中:聖ラザロ教会、右:辛亥革命を主導した孫文ゆかりの記念館内部

このコースのスタート地点は観音堂だ。1627年に建てられたマカオ3大寺院のひとつだが、むしろ1844年に清朝がアメリカと清米通商友好条約を結んだところとして有名。庭の中の碑亭前(ベイヒンチン)に置かれた丸石のテーブルは、両国の代表が向かい合ったところである。

ここから南東500mほどにそびえるのが東望洋山で、ロープウェイ乗り場近くに二龍喉花園がある。ポルトガル統治時代に、オランダとの激戦が繰り広げられたところである。1622年、オランダが15隻の軍艦を率いてマカオを攻撃。カシーリャスの海岸北部に上陸した後、この地にあった水源を制圧したのだ。そこには今も2つの龍口があって、湧き水が流れ出している。

花園内には色鮮やかな花々も咲き誇るなど自然に恵まれたところなので、憩いのひとときを楽しみたい。さらにここから孫文記念館までは徒歩5分ほどの道のり。辛亥革命を指導した孫文ゆかりの邸宅で、ムーア式建築とアールデコが融合したモダンな建物が印象的だ。

その西側にあるロウリムイオック庭園は、マカオの賭博場開設権を最初に手に入れた盧華紹の息子・盧廉若が邸宅として使用していたところ。庭園東南角にあるマカオ茶文化館にも立ち寄っておきたい。

ここから大通りを南に300mほど南下すると、コロニアルスタイルの洋館が取り囲む大きな広場に出る。かつてマカオ競馬場として使用されていた塔石広場である。その北端にあるのが、新進アーチストたちの絵画やイラスト、映像などの作品が展示された塔石藝文館である。広場から5分ほどで、聖ラザロ教会に到着する。マカオで最も古い教会で、創建は1568年。元々ハンセン病患者の療養所として建てられたのが始まり。

周辺にはパステルカラーのモダンな洋館が立ち並ぶが、その多くがポルトガル人ではなく、中国人カトリック教徒の居住であったというのも、ちょっと意外な気がする。

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