Reader’s Voice 読者投稿


迷ったら、第二の故郷となったマカオへ

上田 真生子 さん(京都府在住)

迷子になったら、ここへ戻る

迷子になったら、ここへ戻る

小心者の私が知らない土地をどんどん歩いていけたのは、マカオの人々の大らかさがあったから。日本人のように静かな口調で、ということはまるでなく、すぐに「あ!?」とか言っちゃったりするので、慣れるまではビクビクなんですが…。

例えばバスに乗ったら、怒鳴りながら追いかけてきたおじさん。縮み上がった私に「傘忘れたらあかんやんか」と手渡してくれたり。例えば食事をファストフードですまそうと一人黙々食べている私に「相席いいよね!?」とおばあさんが身の上話を始めてきたり。売り子のお姉さんに放った「不明白、我是日本人」のリーベンレンの発音が変だと、何度も練習させられたことも。

私は日本語オンリー。でも言葉なんて使えなくてもなんとなく通じ合えるのは、昔ながらの人の繋がりが息づいている街だからなのでしょう。そのやりとりはとてもナチュラルで温かいのです。

どこか懐かしい小路

どこか懐かしい小路

マカオには数えきれない程、おいしい食べ物も、見どころもたくさん。自分の住んでいる市と同じくらいの広さしかないこの街は、マカオパスさえ持っていれば、小銭の心配もなく、バスでどこにでも行けます。迷子になることもあるけど、そんな時はセナド広場に戻ればいいのです。聞けば誰かが必ず教えてくれます。

抜けるような青空に、鮮やかに映える、あのやさしい菜の花色! 初めてセナド広場に行った時、角を曲がって思わず立ち止まった聖ドミニコ教会。 迷ってしまってどうしようもなくなったら、またあの場所に帰ろうと思います。そして大好きな牛乳プリンでほっと一息つくのです。そしたら、日本での日々の不満や悩み事なんかふっとんで、きっとどうでもよくなるのだから。だからマカオは、私の第二の故郷だと思っています。

(2011年春 マカオ訪)

 

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