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中学以来の澳門(マカオ)再訪
市村 雄介 さん(神奈川県在住)

聖ポール天主堂跡の裏側から現代の様子を見る

聖ポール天主堂跡の裏側から現代の様子を見る

初めて澳門に行ったのは1997年の冬、香港が中国に返還された年のこと。中学生だった私は「返還」という言葉が気になり、調べるうちに澳門は、当時はポルトガル領だったということを知った。父と二人で旅した澳門の思い出話をすると、今でも「将来一人で澳門に行く」と私が宣言したことが話題に上る。見るもの全てが刺激的だったなか、今も覚えているのは、ガイドが昼食時「澳門で食事するときは、『サンミゲル』(ビール)がいい」と促され、父がうまそうに飲んでいたこと。実際は香港のビールのようだが、私の脳裏に「澳門=サンミゲル」という方程式が定着した。17年後、宣言通り一人で訪れた澳門。桟橋から自分の足で巡ることで、実際、澳門がこんなに起伏の多い町だということに気付く。地図を頼りに、初めて来た時にもっとも感動した「聖ポール天主堂跡」への道中、日本でいう参道の曲がり角を一つ間違えると、落ち着いた雰囲気の店を見つけた。

地元で定番のミルクプリン

地元で定番のミルクプリン

10月の澳門の日差しはまだ強い。暑さしのぎに入った喫茶店で「ミルクプリン」を食べる。冷たいプリンのさっぱりした味に涼を感じた。

辿り着いた天主堂跡。前回は本の写真を実物で見たことに圧倒されるだけだった。今回は、中学生の私の『澳門再訪宣言』でも、やろうと思えば何でもできるということを思った。そんな想いに再会した天主堂跡に目頭が熱くなった。それを冷ますようにあの頃飲めなかった「サンミゲル」を飲む。自分の足で辿る澳門。それは異国情緒漂う澳門の町、そして自分自身の再発見だった。ツアーで巡るのは楽だが、地図を片手に、白いタイルに青い漢字とポルトガル語で記されたサインをたどり、自分だけの澳門を探すことをおすすめしたい。
(2014年10月澳門訪)

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