カラフルな街並み
A Town Lined With Colors


洋風の街灯、手前に理髪店のサインポールをアクセントにすることで、よりレトロ感がアップする

洋風の街灯、手前に理髪店のサインポールをアクセントにすることで、よりレトロ感がアップする

マカオ半島から橋を渡ったタイパは、マカオ市民の住宅地として開発が進み、高層マンションが立ち並ぶ。その一方で、昔の海岸線に沿った旧道には、古い教会やカラフルに塗られた家が並んでいる。グリーンやクリームイエロー、ピンクに塗られた壁の間を路地から路地へと、右に曲がったり左に曲がったり。玄関先に置かれた植物や自転車、洗濯物まで絵になる一角だ。そんなタイパでは、やはりパステルカラーの家並みが恰好の被写体となる。そして路地裏の写真の面白さはそこに住む人たちの生活感がポイント。路地裏を歩く後ろ姿をプラスするだけでより味わい深い写真になる。

パステルカラーを求めてさらに足を延ばす

タイパから車で南へ15分ほどのコロアン・ビレッジもまたフォトジェニックな場所。端から端まで歩いても20分程度しかかからない、小さな集落だ。海岸沿いの通りから1本入った住宅街の路地にも、さまざまな色の家が軒を連ね、のどかで昔ながらの生活が息づいている。海が目の前にあるせいか、それとも強い日差しと湿度のせいか、壁は色あせている。その様子がどこか懐かしく、コロアンに流れる歴史を感じさせる。

そんなコロアン・ビレッジへは、聖フランシスコ・ザビエル教会に陽が当たる午後3時過ぎに訪れると良いだろう。1928年に建てられたこの教会のファサードは、鮮やかなクリーム色と白。教会前の広場には、教会と対峙するように記念碑が立っている。これは、1910年に地元民が海賊を撃退した際の勝利を祝って建てられたもの。記念碑の周りは小さな蓮の人工池になっているので、初夏であれば、淡いピンクの蓮の花越しに教会を撮ることができる。季節感を添えた写真も抑えておきたい。

左:タイパ官也街の公園。空を入れないことで建物を強調(地図❸) 右:コロアン・ビレッジの教会

左:タイパ官也街の公園。空を入れないことで建物を強調(地図❸)右:コロアン・ビレッジの教会

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