アートを楽しみ、GPの躍動を体感!


Appreciate arts, Experience the vibes of Grand Prix!

フランスの彫刻家、ガブリエル・ウォンボーの「Interspace」展は、リビエラ・ホテル・マカオで開催中。真っ白の空間に、彫刻や陶器とゴム、プラスチック、布などを組み合わせた作品を設置。不思議なオブジェが醸し出す異空間に、どっぷりと浸ってみたい。

フランスの彫刻家、ガブリエル・ウォンボーの「Interspace」展は、リビエラ・ホテル・マカオで開催中。真っ白の空間に、彫刻や陶器とゴム、プラスチック、布などを組み合わせた作品を設置。不思議なオブジェが醸し出す異空間に、どっぷりと浸ってみたい。

フィナーレ目前の「アート・マカオ」をお見逃しなく!

莫一新(モク・ヤット・サン)氏のスチール作品「Contemplation of Loving Kindness」。

莫一新(モク・ヤット・サン)氏のスチール作品「Contemplation of Loving Kindness」。

今年の6月から展開されてきたアートと文化の祭典「アート・マカオ」も、いよいよ終盤。10月末まで、さまざまな展示が楽しめる。

特に、SNSを通じて人気を呼んでいるのが、普段の街の風景のなかに、こつ然と現れるパブリック・アート。例えば、マカオ芸術博物館の周辺に広がる芝生エリアにあるのは、香港の彫刻家、莫一新(モク・ヤット・サン)の作品群「Contemplation of LovingKindness(愛情の瞑想)」( 10月6日まで)。現代の都市空間に、伝統的な水墨画の世界観をスチール彫刻によって表現し、自然界と都市、人との切っても切れない関係性や、自然保護の大切さを語りかける。

南灣湖のクリエイティブ&レジャースポット、アニム・アルテ南灣にあるのは、北京をべースに活躍する彫刻家、于凡(ユ・ファン)の作品「Silver Manned Horse(銀のたてがみを持つ馬)No.5」( 10月31日まで)。古今東西、馬をモチーフにした彫刻は数多く、それだけに革新的な表現は難しくなるが、この作品は、まさに斬新な美しさに満ちている。既存の作品に見られる英雄的な勇ましさではなく、繊細な美しさがスプレーペイントによって表現され、軽やかで磁器のようにひんやりとした質感は、ある種の神聖さで私たちの魂を揺さぶる。なお、同作品は、2008年に制作された後、中国本土最初の国際的現代美術ビエンナーレ「上海ビエンナーレ」にも出展され、好評を博している。

于凡(ユ・ファン)氏の「Silver Manned Horse No. 5」

于凡(ユ・ファン)氏の「Silver Manned Horse No. 5」

心を揺るがすアートの数々。感覚を開放して”参加“しよう

ホテルを会場とした展覧会では、リビエラ・ホテル・マカオの「Interspace(空間の真実)」( 10月31日まで)に注目だ。フランスの著名な彫刻家、ガブリエル・ウォンボーを招聘した同展覧会では、空間とアートを組合せ、アートを通じて、それを見る人とのコミュニケーションを図る。空間全体を通して見たとき、隠された”真実“が見つかるかも?

聖ポール天主堂跡から戀愛巷(恋愛通り)を下った先にある昔ながらの商店街、關前街で見かけたアンブレラ・スカイ。もともとは、ポルトガルの小さな街アゲダで、芸術祭の一環として2012年から始まったイベントだが、ポルトガルの文化が色濃く残るマカオの街にもしっくりとなじんでいた。

市民のアートへの関心が強いマカオでは、ストリート・アートに対しても寛容な空気がある。例えば、繁華街の路地裏に、赤い傘を数メートルにわたって飾り付けた” アンブレラ・スカイ“が突如として現れたり、地元アーティストが古い建物の壁を利用して自由に描くウォール・アートや、カラフルにペインティングされた長屋の連なりに、たびたび目を奪われたり。普段の暮らしと、アートとの距離がとても近いのだ。

10月下旬、内港周辺の通りでは、ストリート・アートの祭典「2 0 1 9 OutloudStreet Art Festival」を開催。今回で3回目となるイベントだが、今年はアート・マカオのコンテンツとして、国内外から注目されている。世界から気鋭のストリート・アーティストを招聘し、大規模なウォール・ペインティング・セッションや、音楽、ダンス、DJパフォーマンス、ワークショップ、チャリティーオークションなど、さまざまなイベントを開催予定。マカオの街を舞台に、これまでにないビジュアル・ショーが展開される。

今回で3回目となる「Outloud Street Art Festival」では、国内外のストリートアーティストがマカオに集結。

今回で3回目となる「Outloud Street Art Festival」では、国内外のストリートアーティストがマカオに集結。

それぞれのクリエイティビティを解き放ち、“落書き”という概念を遥かに超えたストリートアートを展開する。

それぞれのクリエイティビティを解き放ち、“落書き”という概念を遥かに超えたストリートアートを展開する。

 

 

 

 

 

 

 

晩秋のビックイベントといえば「第66回 マカオ・グランプリ」

マカオに数ある国際的なイベントの中で、もっとも有名な「マカオ・グランプリ」。

マカオに数ある国際的なイベントの中で、もっとも有名な「マカオ・グランプリ」。

マカオの年間行事の中で最も国際的な名声を得ているのが「マカオ・グランプリ」(11月14日〜17日)。F3を始めとする世界最高峰のレーサーたちが互いに競い合い、マカオ市内の細く、曲がりくねった公道を使用する「ギアコース」でタイムを競う。レースの1ヶ月ほど前から、コースや特設スタンドの準備が始まり、街はだんだんレース仕様に。世界中からモーターファンが訪れ、ホテルにも人が溢れる。まさに晩秋の風物詩だ。普段は、市民の車やスクーター、バス、タクシーなどがひしめき合っている公道を、グランプリ開催中は、毎日午前6時から午後6時(または6時半)まで封鎖。最高速度時速250キロを超える怪物マシンやバイクが疾走する。

メインレースは、各国で開催されるF3選手権の上位賞者が集結する「F3 マカオ・グランプリ」。「F3 世界一決定戦」「F1 への登竜門」とも呼ばれるレースで、過去には” 音速の貴公子“アイルトン・セナや、ミハエル・シューマッハ、佐藤琢磨らも優勝している。このほか、「マカオGTカップ」、WTCCに代わり開催される「WTCR 世界ツーリングカーカップ」、二輪の「マカオ・モーターサイクルグランプリ」なども開催される。

コースは、スタート・ゴール地点のマカオ・フェリー・ターミナル前から、海側の大通り(友誼大馬路)を最高速で駆け抜け、いちばんの見どころといわれるホテル・リスボア前の90度カーブ”リスボア・ベンド“へ。

3ヶ所ある観戦スタンドの中で、もっとも人気が高いのは、このカーブ前の『リスボア・スタンド』で、各車が猛スピードで突っ込み、迫力満点の接近戦を繰り広げる様子を間近で観戦できる。ここから先は、山側の難コース。道幅がグッと狭くなり、アップダウンや急カーブが続き、ドライバーやメカニックの技術が試される。ギア要塞(世界遺産)の下を通り、180度のタイトなヘアピンカーブ”メルコ・ヘアピン“を抜ければ、コースはふたたび海側へ。目で追いきれないほどのスピード感が楽しめる。レースは4日間にわたって開催されるが、各レースごとに練習走行、予選、決勝が交互に繰り返されるので、初めての観戦でも観ていて飽きることがない。

レースを観戦するには、特設スタンドのチケットが必要。日本から見に行くには、旅行代理店などを通じて先に買い求めておくと安心だ。