[ シュレックやカンフーパンダも!人気キャラクターのパレード ]
派手な演出だけでなく、心和むエンタメがあるのも魅力だ。
コタイ地区にあるサンズ・コタイ・セントラルで開催されるパレードがそのひとつ。ショップス・コタイ・セントラルのメインストリートを、映画「マダガスカル」の主題歌の軽快な音楽に乗ってドリームワークスの人気キャラクターたちが練り歩く。シュレックやカンフーパンダなどが次々と見えてくると、通りを埋めていた観客から歓声があがる。思わず手を振れば、キャラクターたちもそれに応えて近づいてきたり、ハイタッチしたり。子供はもちろん、大人も思わず童心に返ってはしゃいでしまう。
また、同施設のパラダイス・ガーデンでは、先ほどのキャラクターたちと記念撮影ができる「ミート・アンド・グリート」を開催しているのでこちらもお見逃しなく。
■ ドリームワークスのパレード
場所:サンズ・コタイ・セントラル ショップスコタイ・セントラル 1階
時間:15時
料金:無料
■ 「ミート・アンド・グリート」
場所:サンズ・コタイ・セントラル内パラダイスガーデン
時間:12時~14時、16時~17時の間15分ごとに開催
料金:無料
[ ヴェネチアの街にようこそ!ファンタジックな噴水ショーも ]
同じくコタイ地区にあるヴェネチアン・マカオも和み系のエンタメが満載だ。
まずはゴンドラ・ライド。ヴェネチアの街並みを思わせる巨大ショッピングモールに造られた運河を、本場イタリアのゴンドラに乗って遊覧。ゴンドリア(船頭)はセレナーデやイタリア民謡を歌い、陽気なおしゃべりで15分の船の旅を盛り上げてくれる。
また、同施設内のセント・マークス広場ではプロのパフォーマーが歌や演奏、パントマイムなどを披露。演目は時期によって異なるので、何度行っても飽きない。ほかにも、ヴェネチアの中世の衣装をまとったホテルのスタッフもいるので、一緒に記念撮影をするのも楽しい。
ウィン・マカオの噴水ショーも心が和む。300基以上もある噴水のノズルから、時にくねるように細い線を描き、時に力強く地上7階近くまで水を吹き上げる。音楽に合わせて、自在に姿を変える様はまるで水が踊っているかのよう。音楽はブロードウェイのヒット曲やポップスなど多彩で、噴水のパターンも数種類ある。LEDの光が華を添え、ホテル群の夜景をバックに見るショーは楽しい。
開催場所はホテル正面入口前。ホテルの2階には、この美しいショーが見られるようにと作られたイタリアンレストラン「イル・テアトロ」がある。劇場という意味の名の通り、窓際席からは、まさに観劇をしているような雰囲気で噴水を望める。
■ ゴンドラ・ライド
場所:ヴェネチアン・マカオ
時間:11時~22時(最終乗船は21時45分)※運河によっては11時~19時
料金:大人128パタカ、12歳以下88パタカ
■ 噴水ショー
場所:ウィン・マカオ
時間:11時~24時の間に15分間隔で開催
料金:無料
[ パンダと憩いのひとときを!笹を食べる姿も可愛らしい ]
そして究極ともいえる癒し系アイドルに会えるのが、コロアンの石排湾公園にあるマカオパンダ館。
出迎えてくれるのは、マカオ特別行政区成立10周年を記念して中国政府から贈られたオスのジャイアントパンダ「開開(カイカイ)」。日本のような混雑もなく、立ち止まってゆっくりと見られるのがうれしい。
観賞のおすすめ時間は開館してすぐ。ちょうど餌をあげたばかりの時間帯なので、運が良ければ笹を食べる姿を目にすることも。両手で枝を持ち、器用に笹の葉を食べる愛らしさに知らず知らずに頬が緩む。
■ パンダ館
時間:10時~13時、14時~17時※最終入場は16時45分まで。
料金:大人10パタカ12歳以下と65歳以上は無料