クリスマスシーズンと年末年始は、街中の輝きを満喫する


Macao Glitters During the Holiday Season

大晦日の夜は、市内のあちこちでカウントダウンイベントが開催される。特に人気が高いのが西灣湖広場でのイベント。日付が変わると同時に盛大 な花火が打ち上げられ、どこからともなく爆竹の音が聞こえてくる。観客は口々に「新年快楽!」「Happy New Year!」と、新しい年の訪れを祝う。

大晦日の夜は、市内のあちこちでカウントダウンイベントが開催される。特に人気が高いのが西灣湖広場でのイベント。日付が変わると同時に盛大 な花火が打ち上げられ、どこからともなく爆竹の音が聞こえてくる。観客は口々に「新年快楽!」「Happy New Year!」と、新しい年の訪れを祝う。

クリスマスシーズンのマカオで、光を楽しむ

IR のホテルでは、それぞれ趣向を凝らしたクリスマスシーズンの演出が楽 しい。かわいらしいスノーマンたちが観光客を迎えてくれる。

IR のホテルでは、それぞれ趣向を凝らしたクリスマスシーズンの演出が楽 しい。かわいらしいスノーマンたちが観光客を迎えてくれる。

コタイ地区のIR(統合型リゾート)の装飾、世界遺産のライトアップなど、マカオはいつも輝いている。だが、12月のマカオは、いつもに増して華やいだムードに包まれている。

まず、25日までは、クリスマス一色。特に、ポルトガル統治時代の西洋建築が多いセナド広場近辺、ラザロ地区、タイパハウスあたりは、カラフルなクリスマスツリーや、たくさんのポインセチア、サンタやトナカイをかたどったランタンなどが飾られ、毎日多くの観光客でにぎわう。

昨年、この時期にマカオを旅したという女性は、「民政総署は、内部まで凝った飾りつけが施され、想像以上に見応えがありました。アズレージョ(ポルトガルの装飾タイル)の青に、赤や金・銀のクリスマス装飾がマッチしていて、ポルトガルのクリスマスもこんな感じなのかなって」と、満足げ。こうした公共の施設も含め、街全体でクリスマスを祝うのがマカオ流だ。

現地ガイドの女性は、「ニューヤオハン前のジョルジュ・アルヴァレス公園では、毎年、キリスト降誕のシーンを表現した大掛かりな展示があり、25日には教会でミサやクリスマスコンサートが行われます。単ににぎやかなだけではなく、宗教行事としてのクリスマスを身近に感じられるのもマカオの魅力です」と、誇らしそう。その言葉通り、混雑した通りから教会に一歩足を踏み入れると、人もまばらで静謐な空気。

心洗われるようなひとときを過ごすことができる。

夜の散歩で光の街を満喫

12月31日までは「マカオ・ライト・フェスティバル」で、毎日19時から22時の間、主要な観光スポットにイルミネーションが点灯する。会場は、セナド広場、聖ポール天主堂跡、聖アントニオ教会、聖ラザロ教会周辺、カモンエス公園、旧法院、アニム・アルテ南灣、タイパハウス。クリスマスの装飾も相まって、おとぎの国のように幻想的なムードだ。

場所によっては3Dマッピング、光のインスタレーションなどもあるので、スケジュールをチェックして訪れたい。人気のレストランでクリスマスの特別メニューを堪能した後、夜の散歩に繰り出すのもおすすめだ。

「夜はそれほど混雑していないので、ゆっくりとイルミネーションを楽しめます。私たちも、SNS用に写真を撮りに行くんですよ」と、楽しそうに語る地元の若い女の子たち。

SNSはマカオっ子にとっても重要なコミュニケーションツールのようだ。

ホテルの煌びやかな装飾と庶民の街の飾りつけ

タイパの小高い丘の上に建つカルモ教会前の広場には、キリスト降誕のシーンを表現した展示が 見られた。ライトアップされる夜は、さらに雰囲気がよくなる。

タイパの小高い丘の上に建つカルモ教会前の広場には、キリスト降誕のシーンを表現した展示が 見られた。ライトアップされる夜は、さらに雰囲気がよくなる。

一方、コタイ地区に林立するIRのクリスマスも、お楽しみがいっぱいだ。各ホテルの吹き抜けには、趣向を凝らした大きなツリーや豪華なリースが飾られ、サンタとの記念撮影や、着ぐるみダンサーのパフォーマンスなど、毎日がお祭りのよう。平常時でさえ華やかなムードが最高潮に達し、日常を忘れて楽しめる。

マカオには十数回訪れているというリピーターの日本女性曰く、「クリスマスのマカオは、ホテル巡りが最高ですよ。あちこちのホテルの豪華なツリーを巡りながら、ショッピングモールのバーゲンセールに参戦したり(笑)。いつもよりお買い得なので、地元のお客さんも多いんです」とのこと。

マカオ三大古堂のひとつ聖ロー レンス教会では、ロザリオやペンダントトップなどの土産物も。簡素な質感がむしろ本格的だ。

マカオ三大古堂のひとつ聖ロー レンス教会では、ロザリオやペンダントトップなどの土産物も。簡素な質感がむしろ本格的だ。

夜はミュージカルにショー、音楽ライブなどのエンターテイメントも充実。高級感あふれるホテルのバーで、しっとりとクリスマスのカクテルを楽しんだり、最先端のクラブで思い切り弾けるのもいい。

”ギラギラ“なマカオに少し疲れたら、昔ながらの漁村のムードが残るコロアンまで足を伸ばしてみるのも一案。高層ビルも派手なイルミネーションもないが、街の中心地にある聖フランシスコ・ザビエル教会には控えめながらクリスマスの装飾が施され、ヨーロッパの田舎町のような風情。クリームイエローの外壁が冬の青空に映え、誰もがカメラのシャッターを切りたくなる。ちなみに、クリスマス時期のマカオの平均気温は15℃前後。日中ならシャツ1枚で過ごせる日もあり、散策にはもっとも適したシーズン。教会の裏手にある古い住宅街や、譚公廟に向かうガジュマルの並木道、対岸に中国本土を望む水路沿いの遊歩道をのんびり歩き回っていると、古き良きマカオが感じられ、とてもリラックスした気持ちになれる。

マカオで迎える2018年のカウントダウン

クリスマスが終われば、あっという間に年末がやってくる。

例年、西灣湖広場やタイパハウス前、各IRなどでは、31日の夜にカウントダウンイベントが開催されるので、この時期マカオを訪れるなら、ぜひ参加してみたい。「帰りは深夜でタクシーも捕まえづらくなるので、歩いて帰れるイベントがおすすめですよ」と、現地のホテルスタッフは教えてくれた。

マカオタワー前では、日付が変わると同時に盛大な花火が打ち上げられる(天候などにより中止になる場合も)。人々の歓声に包まれながら、ともに新年を祝い、心ゆくまで盛り上がろう。

明けて1月1日は、パブリックホリデーだが、マカオでは春節(旧正月)に重きを置いているので、街はほぼ普段通り。

IRの高級ホテルも春節のときほど高額にはならないし、フードコートやショッピングモールはもとより、繁華街の個人商店や食堂なども通常営業していることが多く、観光も普段通り楽しめる。家族や友人と、いつもとひと味違う冬休みを過ごすには、もってこいだ。