使い方次第で楽しくなる乗り物もたくさん


Many Different Choices to Enjoy Wherever You Go

コタイ地区に林立する巨大IR ホテル群。すぐ近くに見えても歩くとなると相当の距離がある。そんな時の強い味方が、共同運行している無料シャトルサービスだ。

コタイ地区に林立する巨大IR ホテル群。すぐ近くに見えても歩くとなると相当の距離がある。そんな時の強い味方が、共同運行している無料シャトルサービスだ。

南国の太陽に輝く黄金のライオン像が目印のMGM コタイ。マカオ半島のMGM ホテルと無料シャトルで結んでいる

南国の太陽に輝く黄金のライオン像が目印のMGM コタイ。マカオ半島のMGM ホテルと無料シャトルで結んでいる

無料の送迎バスを上手に活用

コタイ地区のIRのホテルでは、送迎用の無料シャトルサービスを運航している。いずれのバスもシートや内装もなかなかラグジュアリーなうえ、送迎用なのでスーツケースなどの収容スペースも十分。Wi-Fi設備を備えたバスも多い。宿泊客でなくても乗車でき、時には、車内でそのホテルのレストランなどの割引クーポンが配布されることもある。深夜と早朝を除いて常時運行している。運行時間は数分から20分間隔。マカオ空港やフェリーターミナル、マカオ半島の中国国境などからは各ホテルに向けてシャトルが、午前9時半ごろから夜は11時ごろまで運航している。

各IRを結ぶ「コタイ・コネクション」

マカオ観光にIRの無料シャトルを使いこなすコツは、発着の鍵になるホテル(ターミナル・ホテル)を知ること。特にチェックしておきたいのは、多くの無料シャトルを出しているギャラクシー・マカオ、ザ・ヴェネチアン・マカオ、サンズ・コタイセントラル、シティ・オブ・ドリームズと、スタジオ・シティの5つ。

移動の手軽な足になるホテルの無料シャトルバス。さまざまな交通手段を使いこなすと、マカオはさらに楽しくなる

移動の手軽な足になるホテルの無料シャトルバス。さまざまな交通手段を使いこなすと、マカオはさらに楽しくなる

たとえば、ギャラクシー・マカオは、ホテル・オークラ・マカオ、リッツ―カールトン・マカオ、JWマリオット・ホテル・マカオ、バンヤン・ツリー・マカオが隣接している。これらのホテルに行ったり、逆に、これらのホテルから他の目的地に行く場合は、ギャラクシー・マカオの無料シャトルを利用すればいい、というわけだ。実は、2016年の秋から各ホテルが共同でコタイの巨大IRを回るサービス、「コタイ・コネクション」がスタートしている。そして、上記のIR群はこのコタイ・コネクションで結ばれているのだ。

「コタイ・コネクションなら、いろいろなIRの施設やショッピングセンターも簡単に行き来ができる。停留所は、各IRの無料シャトルの停留所と同じなので、着いた先で乗り換えてマカオ半島や、タイパの観光にでかけることもできますよ」と地元のガイドさん。

ルートは、ギャラクシー・マカオ→ザ・ヴェネチアン・マカオ→スタジオ・シティ→サンズ・コタイセントラル→シティ・オブ・ドリームズ→ウィン・パレスの順。午前11時半から午後9時半までを10〜15分間隔で走っている。「コタイ・エクスプレス」は、その急行版で、ギャラクシー・マカオ→スタジオ・シティ→ザ・ヴェネチアン・マカオの3つのIRを5〜10分間隔で巡回(運行時間は午前11時半〜午後9時半)。効率よく回るには便利だ。

パリのエッフェル塔やイタリア・ベネチアの宮殿風の建物など、コタイの夜景の華やかさは世界一!無料シャトルバスなどを使えば、インスタ映えスポットにも気軽に移動できる。

パリのエッフェル塔やイタリア・ベネチアの宮殿風の建物など、コタイの夜景の華やかさは世界一!無料シャトルバスなどを使えば、インスタ映えスポットにも気軽に移動できる。

コタイとマカオ半島を結ぶ

バイク専用( 電単車専道) もある。

バイク専用( 電単車専道) もある。

コタイ地区とマカオ半島のホテルの中で、系列ホテルを結ぶシャトルバスを運行しているホテルがある。例えば、ギャラクシー・マカオと、系列のスター・ワールド・ホテルを結ぶシャトル。スター・ワールド・ホテルは友誼大馬路添いに建つ5つ星ホテルで、ウィン・マカオにも近く、観光の拠点としても使えて便利だ。

また、スタジオ・シティ・マカオからは、マカオタワー行の無料シャトルが発着。サンズ・グループでは、半島側のサンズ・マカオと、ザ・ヴェネチアン・マカオ、ザ・パリジャン、サンズ・コタイセントラルを結ぶバスを運行。サンズマカオは、フェリーターミナルの近く、反対側にはフィッシャーマンズワーフがある。また、MGMマカオとMGMコタイを結ぶバスや、ウイン・パレスとウイン・マカオを行き来するバスも。こちらは、9時から23時半まで15分おきに出ており、所要時間約30分だ。

安くて便利なタクシー

マカオのタクシーはメーター制。初乗り料金は1.6 キロまで19MOPと安い。黒と黄色の2種類のボディーカラーがあり、日本と同じように流しのタクシーもあるが、ホテルやタクシー乗り場から乗る方が無難。早朝の時間帯はホテルの無料シャトルバスは運行していないので、タクシーが便利だ。

ただ、多くの市民が利用しているため、つかまりにくいことも多い。朝夕の通勤時間帯は混雑するので注意が必要だ。また、英語が通じないこともあるので、漢字を書いたり、ガイドブックを見せたりして行き先を指示するといい。支払いはパタカも香港ドルもOKで、領収証も発行してくれることもある。

タクシー、バスと並んで人力三輪車( ペディキャブ) のマークが描かれたマカオの道路標識。

タクシー、バスと並んで人力三輪車( ペディキャブ) のマークが描かれたマカオの道路標識。

人力車と自転車が合体したような「ペディキャブ」。かつては庶民の足だったとか。往年のマカオの気分がちょっぴり味わえるレトロな乗り物だ。

人力車と自転車が合体したような「ペディキャブ」。かつては庶民の足だったとか。往年のマカオの気分がちょっぴり味わえるレトロな乗り物だ。

ペディキャブ(人力三輪車)で往年のマカオを偲ぶ

日本の人力車と自転車を合体させたような人力三輪車ぺティキャブ。客車は屋根つき。古くは主要な交通手段で、最も栄えた1950年代は、停留所は100か所以上、700台以上がマカオ市街地を走り回ったという。

現在は観光客向けの乗り物として定着。”人力“とはいえ、意外に早い。周囲の車の排気ガスは気になるものの、解放感は満点。往年のマカオの雰囲気を味わうことができる。

「ホテル・リスボアや、マカオ・フェリーターミナルのあたりが最も多く運転手がいるので、交渉して乗ります。マカオ・ペディキャブ運転手協会の公示料金(1時間350MOP、短距離なら100〜200MOP)があります。人数や荷物によっても変わるのでしっかり、決めてから乗ること」と現地のガイドさんはを教えてくれた。

水の上を行くスカイキャブ

ウィン・パレスの「スカイキャブ」。躍るような水しぶきのパフォーマンス・レイクを見下ろす空中散歩は、気分爽快だ。

ウィン・パレスの「スカイキャブ」。躍るような水しぶきのパフォーマンス・レイクを見下ろす空中散歩は、気分爽快だ。

コタイのウィン・パレスにある、ロープウェイ型アトラクション「スカイキャブ」も、ぜひ試したい乗り物のひとつだ。広々としたゴンドラに6人が乗れ、エアコンとBGMも完備。パフォーマンス・レイクの周りを1周5〜6分かけてまわり、28メートルの高さからコタイ地区を一望できる。タイミングが上手く合えば、「噴水ショー」を間近で見るができ、夜景が綺麗な夜の時間帯がお勧めだ。ホテルの2階南側か、フロアのパフォーマンス・レイク隣より乗車可能で、午前10時から深夜0時まで営業している。無料で楽しめるのもうれしい。