Things photogenic: from churches, Portuguese architectures,squares, glittering Integrated Resorts, to local markets and taverns.
Look, aim, and snap in photogenic Macao!
絵になる街マカオ
マカオは、どこを見ても「絵になる街」だ。マカオ半島に集中している世界遺産の数々、活気あふれる下町の通り、最先端のおしゃれなカフェ、コタイに林立するIR群。
ポルトガル人が伝えた建築様式を元にした荘厳な教会は、入り口の装飾、庭園の天使の像など、ゆっくり見て歩けば素敵な意匠がいっぱいだ。壁面のクリーム色と白い漆喰の飾りなどもデザイン性が豊かで、まさに「インスタ映え」のスポットがあちこちにある。そんなマカオは、写真好きの人には興味が尽きない街だ。
「建物やスイーツを見た時には、すぐに写真を撮るのですが、後で見てみると、『これ、どこだっけ?』と場所がよく分からなかったり、スイーツもいまひとつ、美味しそうに撮れていなくて。SNSに投稿しようと思っても、写真が上手じゃないとね」と語るのは、マカオが大好きという女性。何度も訪れるうちに、マカオの写真は増えていくものの、「コレだ!」という自信作はまだ撮れていないという。
「いつもの写真」から脱皮したい!
また、マカオの建物や風景の美しさにすっかり魅せられ、せっかく撮影するなら本格的に撮ろうと、一眼レフカメラを購入したという女性は、「頑張って撮っているんだけど、いままで撮った写真とあまり変化がない。一眼レフカメラを持っていくんだから、もっと写真が上手になれるといいなと思います」と語る。
マカオやポルトガルの風景を撮り続けている写真家の岸本淳さんは、「マカオはフォトジェニックな街。素敵な写真が撮れる街としても魅力がたっぷりありますね。撮影対象が魅力的ですから、少し工夫をするだけで、写真のできばえが大きく変わります。そのコツを知るといいですね」という。たしかに、素敵な写真が撮れるとマカオの旅の楽しさが、さらに広がっていく。
マカオの旅は、いつもシャッターチャンス
撮影用機器も多彩な時代。使用するのは、一眼レフカメラばかりでなくコンパクトカメラ、スマートフォンでもいい。あとは、天候が問題だが、「晴れの日しか良い写真が撮れないというのは、思い込みですよ。実は、雨の日や夕方しか撮れない個性的な写真もあります。マカオの旅は、シャッターチャンスの連続ですよ」と岸本さんは語る
初めてマカオを訪れた旅では、見るもの、食べたものすべてにシャッターを切ったもの。それが、2度、3度と回を重ねると、「もっと素敵に撮ろう」と意欲が沸いてくるのも、マカオの街が持つ不思議な魅力だ。訪れる度に変化が見えるのがマカオの面白さ。一瞬の感動と興奮を素敵に切り取ってみよう!