どの街角もおしゃれなカラフルマカオ。
ぶらり歩いて「マカオの色」を楽しむ
The Color of Macao


Enjoy Walking With “The Color of Macao„

青空にイエローが映える聖フランシスコ・ザビエル教会。礼拝堂内部は青く塗られ、明るい雰囲気だ。

青空にイエローが映える聖フランシスコ・ザビエル教会。礼拝堂内部は青く塗られ、明るい雰囲気だ。

青空そのもののブルー、空に映えるイエローとペパーミントグリーン、ブーゲンビリアの花のような濃いピンク、そして強烈な赤と金…。色彩があふれているマカオ。色の向こうに見えるのは歴史そのものだ。ぶらり歩いて「マカオらしい色」に出会うのも楽しい。

カラフル&エネルギッシュな官也街(クンヤァガイ)。マカオを代表するグルメ街で、100mほどの狭い通りの両側にマカオ&ポルトガル料理の名店が並んでいる。

カラフル&エネルギッシュな官也街(クンヤァガイ)。マカオを代表するグルメ街で、100mほどの狭い通りの両側にマカオ&ポルトガル料理の名店が並んでいる。


街中に色があふれるマカオ

マカオの街中に立って空を見上げる。南国らしいくっきりと青い空。日差しも強烈だ。その力強さに負けない色彩がマカオの街にはあふれている。

例えば、イエローの外壁、青い窓の聖フランシスコ・ザビエル教会は、空が青ければ青いほどその美しさが際立つ。あちこちの建物の壁に埋め込まれたタイルの街路表示は、ポルトガル時代からの伝統の色「アズレージョ」の青。ポルトガル人たちが暮らした家々はペパーミントグリーンなどのパステルカラーだし、中国の影響を色濃く受け継ぐ赤や金色は力強く存在感を主張している。

マカオにあふれるさまざまな色は、長い歴史と文化、そこに暮らした人々がいたことを思い出させる。カラフルマカオは郷愁のマカオでもある。

マカオを語る色彩

街中で印象的なのが「青」。アズレージョの色だ。世界遺産に登録されている民政総署をはじめ、ポルトガルの伝統建築などに多く、ほかに街路表示にもたくさん使われている。2つと同じものはなく、文様の違いを見て歩くのも楽しい。

イエローは遠くポルトガルの小さな街の家並みを思わせる。教会の外壁から民家の壁まで、マカオの街にはイエローの建物が目につく。日本の街並みにほとんど見られない色彩は、南欧の風情たっぷりだ。

ペパーミントグリーンやピンクといったパステルカラーは、マカオに渡ってきたポルトガル人と地元の人との間に生まれたマカエンセと呼ばれる人たちの暮らしに密着した色。

小路に並ぶパステルカラーの可愛らしい建物の中には、かつてのマカエンセたちが暮らした面影が残る。

現在は、カフェやレストランなどに改装されている建物も多く、街歩きの最中のカフェタイムにぴったりだ。

柔らかなパステルカラーがポルトガルの影響なら、強烈な赤や金色は中国の色彩だ。商売運や金運、福を呼び込む赤や金は、本来のマカオの色でありながら、南欧風の街並みにもなぜかしっくりと似合っている。

一方、健康食材などに見られる黒や野菜の緑はマカオの人たちの活力の色でもある。

薬草の黒、烏骨鶏の黒、野菜類の緑、そして早朝の公園のみずみずしい緑。濃いほどに、元気が湧いてくる色だ。

1629 年に築かれたポルトガルの砦「ポウサダ・デ・サンティアゴ」を示すアズレージョ。現在は5つ星ホテルになっている。

1629 年に築かれたポルトガルの砦「ポウサダ・デ・サンティアゴ」を示すアズレージョ。現在は5つ星ホテルになっている。

MGMマカオロビー。「アジアと西洋の融合」と「アート」をテーマにした華やかなインテリア。伝統の赤と金を使いながら、現代のモダンなセンスが光る。

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黒い食材は元気の素。薬膳スイーツとして人気の高い亀ゼリー。

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